急な仕事のキャンセル、どうしてる?フリーランスの処世術

コロナ騒動でイベントの中止が相次いでいます。

音楽や演劇をはじめとしたエンターテイメントのイベントは中止を要請するのに、満員電車やパチンコはいいのか!という世間の声には、頷くばかり。

フリーライターの私も、この世相を受け「イベントの取材」は皆無(それどころか取材の仕事自体がすごく少なくて)

「ちょっと、暇じゃない? これ続いたらヤバくない?」

という感じになっております。

フリーランスだとこういう局面、厳しいですね。

仕事がキャンセルになったら、諦めるしかない?

さて、先日Twitterを見ていたところ、とある演奏家がこんなつぶやきをしていました。

4万を超える「いいね💓」が付いているので、見かけた人も多いかもしれません。

私もTLでこのツイートを見かけ、思わずこんなリプライを返してしまいました。

そうなんです。

「キャンセル時の対応」を決めてから(クライアントに、もしそうなったらどう対応するのかを明らかにしてもらってから)契約しています。

フリーランスの「契約」、どうやってキャンセル時の対応を聞けばいい?

さて、とは言っても「そんなのどうやって決めればいいの?」「どうやって聞くの?」という人も多いかも。

私の場合ですが、初めてのクライアントとは仕事を受ける前に

「このお仕事が、もし先方の都合でキャンセルになった場合の対応について教えてください」

と聞いています。

こう聞くことで、それまでキャンセル時の対応について決めていなかったクライアントでも、その場で決めて

「うちならこうします」

と提示してくれます。

ライターからこう言われて「キャンセルになったらお支払できません」というクライアントには、今まで会ったことはありません。

だいたい、

・取材24時間前のキャンセルは、契約金額の80~100%支払

・48時間前のキャンセルは契約金額の50%支払

となることが多いです。

キャンセル時の支払がないというクライアントだったら?

もし、「支払いません」というクライアントがいた場合、契約しないか、仮に契約しても優先度は低くなると思います。「後から入って来た他の取材の仕事のほうがおいしかったら、こっちはキャンセルしよう」くらいの「こちらもおたくは控え程度ですよ」という感じでお受けするかもしれません。

フリーランサーも人間なので、当然ながら

キャンセル時の対応を含め、自分を大事にしてくれるクライアントには全力で尽くすけど、

そうではない(フリーランサーを大切にしない)クライアントには、こちらもそれなりでしか対応しないよ

って、なります。

フリーランスなら特に生活かかってますから。

シビアにいっていいんです!

アメリカ人になったつもりで仕事していいんです!

私はフリーランスになる前、普通に企業で事務員をしていたのですが、同じ職場に「夫の都合でアメリカに引っ越し、現地の企業で数年働いた経験がある」という同僚がいました。

彼女の仕事に関する考え方が、まさに「ザ・アメリカン」「ザ・外資」で、

  • 自分がする仕事に見合った報酬を請求する
  • おかしいと思うことには徹底的に抗議する

を、ベンチャーでもない日本企業で貫いていて、それを見て「すごいな」と思いながらだいぶ影響を受けました。

けれど、それでいいのだと思っています。

日本人って、小中学校の教育のせいもありますが基本的に奴隷気質です。

言われるがままの仕事をするけれど、それに対してもらえる対価に対しての意識があまりに低いと思います。

「もっときちんと対応してよ」

「これだけの仕事をしているんだから、見合った報酬を払ってよ」

「ダメなら、正当に評価してくれるところに鞍替えするよ!大事なのは会社じゃなくて自分自身だからね!」

という態度でいいと思うのです。

もちろん、それに見合うだけの働きをしなくちゃいけませんが。

特にフリーランスは、あらゆる意味でフリー。自分の好きなところ、自分を大切にしてくれるところを選んで契約できます。

自分を大事にしてくれない、正当に扱ってくれないところと契約し続ける必要などありません。

希望・要望を伝えて、対応を考えてもらう

けれど、日本の企業の多くは(特に古い企業、年配の担当者)フリーランスとの付き合いがないことが多く、向こうも

「キャンセル時の対応を含め、どういう風にすればいいいのか分からない」

ケースも多いです。

そういう時、

「もしこうなったとき、こうなると困るからこうして欲しい」

「他のクライアントさんはこうしてくれているけれど、御社はどうですか?」

というように率直に希望と意見をぶつけ「こうして欲しい」と伝えることが大切だと思います。

 

フリーランス、同じ職場で顔を合わせる「同僚」や「先輩」がいない分、どうしたらいいか分からないという人も多いでしょう。

きちんと胸を張れる仕事をしているなら、自分に自信を持って、強気にいっていい!

そう思います。